火の見櫓図鑑

Home > 火の見櫓資料室 > 火の見櫓の立地

火の見櫓の立地

 火の見櫓は地域防災の中でも最も小さい単位=集落をベースに、主として消防団組織の下に建造されてきた。集落の中で防災に適した立地はおのずと定まってくるため、その立地条件にはいくつかの類型を見ることができる。

 この項では、火の見櫓の立地条件について、地形的、周辺環境という二つの観点からそれぞれ区分し、その意味と状況をご紹介する。本項での区分は排他的なものではなく、「社寺の境内にある集会所の傍ら」であったり、「高台にある学校の敷地内」といったように、それぞれの条件が組み合わされている場合も多いことを、あらかじめご承知おきいただきたい。

[参考文献] 火の見櫓 - 地域を見つめる安全遺産(火の見櫓からまちづくりを考える会編 鹿島出版会 2010年)

立地の例

地形的条件地形的条件
各所に点在する火の見櫓の地形的な立地選定についての考察。

高台・傾斜地高台・傾斜地
集落内を見渡すことができ、隣接集落との連携に配慮された設置例。
堤防・川沿い堤防・川沿い
治水・水害にも配慮した設置例。
道路沿い・交差点道路沿い・交差点
街道や集落内の道路など主要交通路に面した設置例。
社寺の境内社寺の境内
神社や寺院の境内への設置例。
公民館・集会所公民館・集会所
人々が集う地域コミュニティの中核施設への設置例。
学校学校
災害時避難拠点としての学校への設置例。
Copyright© 2014 HETIMA.NET All Right Reserved.