県道21号沿いの傾斜地にある上野地区内の路地に建つ櫓。屋根はなく、頂部には鋼管製の竿が渡されており、片側に小屋根が掛けられて半鐘がつるされ、反対側には円形の金具、端面に避雷針代わりなのか上向きに短めの丸鋼が垂直に取り付けられている
 見張台は四角形で、高欄は外縁部と手摺が鋼管製、垂直材と水平材が丸鋼製で、鋼管製の方杖で支えられている。
 脚は四本で、主材と水平材が鋼管製、斜材が丸鋼製で、各部の接合はいずれも溶接による。
 本体の一辺が梯子を兼ねているため、主材の一面のみ桁間が狭くなっており、そこに細めの鋼管製の足場が設けられている。
 基部には、鋼板に塗料で書き記された消防信号表が掲示されている。
(2017年5月訪問)
| 屋根 | なし | 
|---|---|
| 半鐘 | あし | 
| 見張台 | □型 | 
| 脚 | □型 |