火の見櫓図鑑

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山形市消防団第六分団第三部第一班

火の見櫓

 県道21号蔵王ラインから一本外れた市道沿い、傾斜地に位置する上野地区の上部に建つ櫓。屋根はなく、頂部には鋼管製の方杖に支えられた、同じく鋼管製の竿が渡されており、片側に小屋根が掛けられた半鐘が吊るされている。反対側には特に金具類など何も取り付けられていない。
見張台は四角形で、高欄は外縁部と手摺が鋼管製、垂直材と水平材が丸鋼製で、手摺の梯子の出入口部分は外側に向けて円弧状に張り出している他、一角には照明灯が取り付けられている。また、床面にはサイレンが設置されている。
脚は四本で、主材と水平材が鋼管製、斜材はX字状に組まれた丸鋼製で、各部の接合は全て溶接による。主材は上に向かうほど桁間隔が狭くなり、手前側と奧側の材が最終的に頂部で接しており、側面から見るとΛ状になっている。
梯子は主材の一面がそれを兼ねており、梯子兼用の主材だけ桁間が狭くなっており、そこに水平に鋼管の足場が渡されている。

(2017年5月訪問)

屋根 なし
半鐘 あり
見張台 □型
□型

全景 見張台 半鐘 見張台高欄 脚部 基部

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