火の見櫓図鑑

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浜松市消防団天竜第四分団2

火の見櫓

 国道152号と362号の分岐する山東交差点の南側、国道152号から路地に入った住宅街の中に立つ櫓。屋根はなく、最上部は水平材が三角形を描いたようになっている。見張台は半円形で、ホース干し用の滑車を吊るすかなり高さのあるポールが設けられている。
見張台の高欄は、手摺部、欄干部ともに水平材を用いており、交点はリベット締結されている。半円の頂点部分には、旧光明村、光明地区を示す丸に「光」の字を組み合わせた切り文字が掲げられている。
脚は三本で、主材は等辺山形鋼、水平材と斜材は平鋼製で、各部の結合はプレートを用いずリベットによる直結となっている。三面のうち一面は斜材を設ける変わりに水平材を密に渡して梯子を兼用している。基部一節のみ斜材は丸鋼製でリング状のバックルで締結されている。中間部には水平方向に丸鋼をリング状のバックルで結合した補鋼が入れられている。
基部には消防信号表が掲示されている。

(2016年5月訪問)

屋根 なし
半鐘 なし
見張台 半円型
△型

全景 見張台 見張台高欄 脚部 基部 消防信号表

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