火の見櫓図鑑

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諏訪市消防団第六分団本部

火の見櫓

屋根 □型
半鐘 あり
見張台 □型
□型

 上川沿い、諏訪市公民館四賀公民館に隣接する敷地内に建つ櫓。屋根は反りの付いた四角形で、頂部に先端が四つに分かれた避雷針と風向計が、隅棟にはごく僅かにカールした蕨手が設けられている。半鐘は屋根中心ではなく、やや軒側にオフセットして取り付けられている。
見張台は四角形で、手摺と外縁は等辺山形鋼製、垂直材は丸鋼製で、垂直材の間にはS字を対照にした形状の丸鋼製の装飾が施されている。手摺の更に外縁に鋼管製のホース干し用と思われる竿が組まれており、ホース干し用と思われるフックが多数ぶら下がっている。ホース昇降は見張台の柱に設けられた滑車を用いて行われているものと思われる。
脚は四本で、主材と水平材は等辺山形鋼製、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。主材と水平材の間には等辺山形鋼製の補剛が渡されている。各部の接合はプレートにより、主材と水平材はボルト締結、斜材はプレートに穿孔し、丸鋼を外から内へ折り入れている。
梯子は二段で、上段が桁内、下段が桁外設置。中間の踊り場は、高欄が斜度のついた主材とは無関係に垂直に設けられており、手摺部が等辺山形鋼製、垂直材は丸鋼製。梯子の出入口部分にはアーチ状の斜材が設けられている。
基部はアーチ状の斜材が設けられており、主材と斜材の間にはジグザグ状に補剛が入っている。
製造者銘板と寄贈者銘板があり、製造者銘板には「有限会社 宏和鉄工所 諏訪市」、寄贈者銘板には「第六分団本部火の見 建設資金 寄附者」として、金額順に二十の企業名が列記され、末尾に「昭和二十一年三月竣工 第六分団長 北沢好和」と記されている。

全景 見張台 屋根 見張台欄干 踊り場 基部 製造銘板 寄贈者銘板

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