火の見櫓図鑑

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設楽町消防団田口分団格納庫

火の見櫓

屋根 ○型
半鐘 あり
見張台 ○型
□型

 設楽町の中心部、郵便局や農協、保健所の並ぶ県道427号沿いに建つ櫓。反りのついた丸屋根で、頂部には避雷針と大きな矢羽を持つ風向計が設けられている。
見張台は円形で、手摺と水平材、欄干ともに等辺山形鋼製で、欄干の間に中心に円をあしらった装飾が見られる。
脚は四本で主材、水平材は等辺山形鋼製、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。各節の締結はプレートへのリベット留め。
梯子は一段で桁内設置。基部の出入口の斜材はアーチ状に造形されており、その上部に、アーチに合わせたように扇形をした「田口町消防団 第一分団 昭和三十年七月吉日竣工」という分団銘板が掲示されている。また、両脇の脚部には、右手に「寄贈 竹内雷司」の寄贈者銘板が、左手に「豊橋 ∧*六鉄工所製作」(*∧は屋号に用いる山の記号)の製造銘板がそれぞれ掲示されている。

全景 見張台 屋根 見張台高欄 脚部 基部 分団銘板 製造銘板 寄贈者銘板

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