火の見櫓図鑑

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半郷公民館の火の見

火の見櫓

 県道21号蔵王ラインから一本市道へ入ったところにある半郷地区の公民館の敷地内に建つ櫓。「蔵王半郷の火の見」からは300mほどと非常に近接している。見張台に屋根は無いが、頂部は△形の板が被せられたようになっており、かつては屋根が存在したが老朽化等で撤去されたようにも見受けられる。
見張台は円形で、手摺部と外縁部は等辺山形鋼製、垂直材は丸鋼製。下部で主材から円弧状の方杖で支えられている。
脚は三本で、主材と水平材は等辺山形鋼製、斜材はX字状に組まれた平鋼製で、交点はボルト留めで中間部二節には理由不明だが四角形の当て板が取り付けられている。各部材の接合は、プレートを用いず主材へのボルトによる直留め。
梯子は一段で桁内設置。基部は傾斜した地面に接しているので、奧側の主材と手前画面の主材ニ本、梯子でそれぞれ接地面の高さが異なっている。

(2017年5月訪問)

屋根 なし
半鐘 あり
見張台 ○型
△型

全景 見張台 半鐘 見張台高欄 脚部 基部

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