火の見櫓図鑑

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島田市消防団第十二分団三部

火の見櫓

屋根 □型
半鐘 なし
見張台 ○型
□型

大井川鐡道 福用駅の南200mほど、茶畑の間を抜ける市道沿いに建つ櫓。屋根は四角錐状で、軒の部分に丸みが付けられており、鼻隠しの部分にはウロコに丸い穴をあけたような形状の装飾が施されている。さらにその下部は、裾が絞られたような造形となっている。頂部には、先端がダイヤ形になった避雷針が設けられている他には装飾的な要素は見られない。屋根裏中心部に吊り金具はあるが半鐘は吊るされておらず、代わりにサイレンが設置されている。
見張台は円形で、手摺が鋼管製、垂直材が太目の平鋼製、水平材が細めの平鋼製。垂直材は上方で外側に向けてRがつけられており、手摺は床面から張り出した位置にある。
脚は四本で、主材と水平材がと異変山形鋼製、X字状に組まれた斜材は平鋼製。各部の接合にはプレートを使用しており、いずれの材ともリベットで結合されている。また、斜材の交点部分もリベット結合となっている。
梯子は二段で桁外設置。桁に対して垂直方向に設けられており、中間の踊り場で方向が90度回転している。踊り場は等辺山形鋼の手摺に平鋼をX字状に組んだ斜材が設けられており、スペースは人一人が立てる程度。梯子の取り付け方向の関係でかなり張り出しており、方杖によって支持されている。
基部は斜材がΛ型になっており、主材との間には水平、斜め上方向に補剛が入れられている。道路と櫓の位置する茶畑との間に高低差があることから、基礎は地表面からかなり嵩上げされている。

(2019年12月28日訪問)

全景 見張台 屋根 見張台高欄 脚部 踊り場 基部

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