火の見櫓図鑑

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日限地蔵尊前の火の見

火の見櫓

屋根 □型
半鐘 なし
見張台 ○型
□型

大井川鐡道日切駅の350mほど東方、「何日に」「何日までに」と日を限ってお願い事をすれば願いが叶うという言い伝えがあり毎月26日の縁日には多くの人出で賑わう日切地蔵尊の前に建つ櫓。屋根は静岡県下にのみ多く見られる特徴的なむくり屋根で、頂部には、先端がダイヤ形になった避雷針とカールした形状の装飾が施されている他、軒先もうろこ形の中心部に円を打ちぬいた軒飾りがあしらわれている。屋根裏中心部に吊り金具は設置されているが、半鐘は見られない。
見張台は手摺部が円形、床版が八角形で、高欄は手摺部が鋼管製、垂直材、水平材が平鋼製。手摺部が外側へ向けて円弧状に張り出している他、手摺に接していない垂直材は、先端がスキー板のような形状をしている。床版は平鋼を簀の子状に並べたもの。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材が平鋼製。各部の接合はプレートにより、主材、水平材、斜材のいずれもリベット締結となっている。斜材はX字状に組まれており、交点部分は六角ボルトで締結されている。
梯子は二段で、上下段ともに桁外設置。本体に対して垂直方向に設置されており、中間の踊り場で方向転換している。踊り場の高欄は手摺と外縁部が鋼管製、斜材が丸鋼製で、斜材の中心部分はリング式のバックルを模した円形の装飾が施されている。
基部は斜材がΛ型に渡されており、主材との間には水平方向と斜め上方に向けて補剛が入れられている。基礎はコンクリートに埋設されたベースプレートで固定されている。

(2019年12月28日訪問)

全景 見張台 屋根 見張台高欄 踊り場 基部

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