火の見櫓図鑑

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椚平の火の見

火の見櫓

屋根 □型
半鐘 なし
見張台 □型
□型

 県道442号諏訪箕輪線を箕輪から諏訪方面へ進み、箕輪ダムを越えた先、椚平地区に建つ櫓。櫓へ向かう手前には離村記念の碑があり、椚平地区は集団離村により廃村となっており、周囲に人家は見当たらない。そのためこの火の見櫓も既に役目を終えており、全体に蔦が絡まっており、夏場は緑に覆わてその姿を見ることができない。
屋根は反りのついた四角形で、頂部には先端がダイヤ型に造作された避雷針、矢羽が二又に分かれた風向計、S字型の屋根飾りが設けられており、四隅には蕨手を配している。半鐘は撤去されていて見られない。
見張台は隅切りされた四角形で、高欄は手摺と下部外縁が等辺山形鋼、垂直材が丸鋼製、垂直材の間には円弧と台形をアレンジした装飾が施されている。床板は平鋼を簀状に並べたもの。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。各節の接合はプレートより、主材とはリベットで、水平材とは六角ボルトで、斜材はプレートに穿孔し内側から外側へ折り込んだ上で六角ナットによって締結されている。
梯子は二段で、上段が桁内、下段が桁外設置。中間には張り出しの無い踊り場があり、梯子の出入口部分にはアーチ状の造作が施されている。
基部は正面のみアーチ状の斜材にトラス状の補剛が渡されている。下から一節目の水平材には「寄贈者 関 馨 昭和三十一年九月」と記された寄贈者銘板と、「製造元 伊那松島 赤羽商会」と記された製造銘板が掲示されている。

全景 見張台 屋根 見張台高欄 踊り場 基部 銘板 寄贈者銘板 製造銘板

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