火の見櫓図鑑

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岡村の火の見

火の見櫓

屋根 □型
半鐘 あり
見張台 □型
□型

 国道20号から北東へ入った市道沿い、周囲を高国寺、貞松院、法光寺、正願寺といった寺院に囲まれた住宅地の中に建つ櫓。背は非常に高く、屋根は反りや照りのない四角錐状で、頂部には先端が四つ叉に分かれた避雷針、隅棟にはカールのきつい蕨手が設けられている。
見張台は四角形で、外枠が等辺山形鋼製。欄干は中央に平鋼が一本設けられているのみで、その間は丸鋼をリング式張力調整装置で締結した斜材で構成されている。欄干の高さはやや低い。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材は丸鋼とリング式張力装置の組み合わせ。梯子は三段で、中間には張り出しのない踊り場が設けられており、上段の踊り場にはホース昇降用の滑車が、下段の踊り場には半鐘が設置されている。
基部は民家の玄関先のような場所に立地しており、自動車が入れるほど非常に広くなっている。斜材はアーチ状になっている。
塗装は景観に配慮し、下二節が周囲の塀や草木に馴染む茶色に、それより上部は銀色に塗り分けられていると地元の方から伺った。
消防信号表と銘板が設置されており、銘板には「上諏訪消防組 第五部 竣工大正十五年四月 大久保鉄工場製作」と右書き(大久保鉄工場製作の部分は縦書き)されており、非常に貴重な大正年間製の櫓であることが分かる。

見張台 屋根 見張台欄干 踊り場(上段) 踊り場(下段) 基部 消防信号表 銘板

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