火の見櫓図鑑

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石巻市消防団第九分団第二部万石班ポンプ置場

火の見櫓

(2017年5月訪問)

屋根 なし
半鐘 なし
見張台 □型
□型

 JR東日本石巻線渡波駅の東方、宮城県水産高校南側の市道三叉路の中央に建つ櫓。見張台は四角形で、屋根、半鐘ともに設けられていない。高欄は手摺と外縁が等辺山形鋼製で、垂直材は◇と+を合わせたような文様状にデザインされている。梯子出入口は観音開きの門扉の様になっており、閂も設けられている。手摺の外周上部には、鋼管製のホース干し竿が全周にわたって大きく張り出している。
脚は四本で、主材と水平材は等辺山形鋼製。斜材は丸鋼製で、一節ごとにV型とΛ型が交互に組まれており、二節でX字型を形成するようになっている。最下段のV型、Λ型一組のみは強度を考慮してか丸鋼ではなく等辺山形鋼を使用している。
各部の接合はプレートにより、主材同士、主材と水平材はリベット留め、斜材と水平材の交差部は溶接となっている。
梯子は桁外で一段設置。円形の転落防止柵が上半分に設けられている。

全景 見張台 見張台高欄干 脚部 基部

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