火の見櫓図鑑

Home > 火の見櫓図鑑 > 宮城 > 石巻市 > 石巻市消防団第九分団本部

石巻市消防団第九分団本部

火の見櫓

屋根 なし
半鐘 なし
見張台 □型
□型

 石巻市街から牡鹿半島へ万石浦をショートカットするように架かる県道2号万石橋を牡鹿半島へ渡ってすぐの道沿いに建つ櫓。屋根はなく、半鐘も設置されていない。円形の見張台の高欄は、手摺部が鋼管製、垂直材が等辺山形鋼製、水平材が平鋼製で、手摺の外周部1/4ほどには等辺山形鋼製の方杖に支えられた鋼管製のホース干し竿が設けられている。ホース昇降用の滑車は見張台に建てられた柱に吊るされている。
脚は三本で、主材、水平材、斜材全て等辺山形鋼製で、各部の接合は、X字状に組まれた斜材の交点部分も含め、全てプレートにボルト締結されている。
梯子は一段で桁外設置。高層部には円形の転落防止柵が設置されている。
基部はΛ型の斜材が渡されている。また、干したホースを纏めるため、丸鋼を扇状に組んだホース口受け用の竿が設けられている。

※2020年10月、撤去されました。

(2017年5月訪問)

全景 見張台 脚部 基部

ストリートビュー


Prev | 目次 | PageTop | Next
Copyright© 2018-2024 HETIMA.NET All Right Reserved.