火の見櫓図鑑

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金沢消防団第一分団

火の見櫓

京浜急行電鉄本線 京急富岡駅の北東方向400mほど、国道16号の一本西側の中通りと呼ばれる旧来の道路沿いに建つ櫓。
見張台はやや変則的で、最上部に屋根のない四角形のものが設置されており、そのすぐ下部の踊り場というにはあまりに近接した場所に張り出しのない台が設けられ、半鐘はその部分に設置されている。
上段の見張台には八木式のUHFアンテナと大型サイレンが設置されており、高欄は手摺、垂直材、水平材、下部外縁全て等辺山形鋼製、床版は平鋼を簀の子状に並べたもの。下段の見張台は前述の通り張り出しのない三角形で、半鐘とホース昇降用の滑車、ホース干し用の竿が設けられている。高欄はホース干し竿のある面にのみ、高欄というよりホース干し竿を支持する柱として設けられている。
脚は三本で、主材、水平材、斜材いずれも等辺山形鋼製。斜材は送電鉄塔のようにダブルワーレントラスで組まれており、水平材は補助的に脚が中折れしている部分と下部にのみ渡されている。各部の接合は六角ボルトによる。
梯子は二段で、上下段ともに桁外設置。二段とはいうものの、下段は下部一節分のみで、踊り場も下部一節目の上部にのみ設けられており、足場は桁内半分ほどのスペースで足場は平鋼を簀の子状に並べた形状となっている。また、梯子の位置関係は、上段は桁に大して並行の向きに、下段は垂直向きに設置されている。また基部は斜材がハの字型に渡されている。
火の見櫓としては変則的な形状をしているが、はす向かいの商店のご主人に聞き取り調査をしたところ、この塔は元々は富岡八幡宮の山上に設けられていた海軍の無線塔で、戦後それを移設、流用したものとのこと。また、2020年度内には撤去される予定となっているそうだ。

※既に撤去済みです。

(2019年11月訪問)

屋根 なし
半鐘 あり
見張台 □型
△型

全景 見張台(上段) 見張台(下段) 脚部 踊り場 基部

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