火の見櫓図鑑

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奥州市消防団第四分団第一部機械器具置場

火の見櫓

屋根 ○型
半鐘 なし
見張台 ○型
△型

 東北自動車道水沢インターチェンジの南東約2km、田圃と住居の点在する佐倉河地区に建つ櫓。屋根は円形で、頂部には、風向計が設置されている。この風向計は軸より片側、鏃方向しかなく、矢羽が見られず、何らかの理由で欠損した模様。なお、通常屋根を支える柱には櫓本体の主材が用いられるが、この櫓では見張台外縁から別途屋根専用の柱を設けている。
 見張台は円形で、半鐘やサイレン、暴追無線のスピーカーといった設備は無く、ホース干しが現在の主な用途と見られる。高欄は手摺と下部外縁が等辺山形鋼、垂直材が丸鋼製。床板はエキスパンドメタルを用いている。手摺の梯子出入口部分は、わずかながら面取りがされ、Rが付けられている。
脚は三本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材は丸鋼をリング式張力調整装置で締結したもの。リング部分はテンションをかけることによる歪みを防止するためか片面を円板で塞いで、なるべく真円を保つように補強されている。各節の接合はプレートにより、主材はリベットで、水平材は六角ボルトで、斜材はプレートを穿孔し外側から折り込んで裏で六角ナットで締結している。
梯子は一段で桁外設置。いたずら防止のためか、最下部の節の上で梯子が途切れており、基礎までは通されていない。梯子がないため、基部も他の節と同様に斜材が渡されている。

全景 見張台 屋根 見張台高欄 脚部 基部

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