火の見櫓図鑑

Home > 火の見櫓図鑑 > 福島 > 西郷村 > 原中の火の見

Facebook Twitter LINE Pin it

原中の火の見

火の見櫓

 国道4号奥州街道沿い、東北自動車道白河インターのやや西側に建つ櫓。見張台が非常な大きく、円盤にも見える円形の浅い屋根に円形の見張台を有している。屋根には装飾的要素は無く、半鐘も見られない。
 中間の張り出しの大きい踊り場部分は監視小屋のようになっており、小屋部分の上部屋根部分にサイレンが設けられている。梯子は踊り場より部分ではやや複雑な取り付け方をされており、階段状に三段に分かれていて、上一段が桁外、下二段が桁外設置になっている。中間小屋部分より下の梯子は二段で桁内設置。小屋部直下に張り出しのない踊り場が設けられている。
主材は等辺山形鋼で各節の締結はプレートにリベット。斜材は丸鋼で交差部はリング式の張力調整装置による締結となっている。

(2014年4月訪問)

屋根 ○型
半鐘 なし
見張台 ○型
□型

全景 見張台 屋根 見張台高欄 踊り場(上段) 踊り場(下段) 基部

ストリートビュー


Prev | 目次 | PageTop | Next