火の見櫓図鑑

Home > 火の見櫓図鑑 > 福島 > 西郷村 > 西郷村消防団第七分団第二班

Facebook Twitter LINE Pin it

西郷村消防団第七分団第二班

火の見櫓

 国道4号奥州街道沿いに建つ櫓。やや高さが低めの櫓だが、八角屋根には避雷針と風向計、屋根飾り、蕨手を有し、屋根下の欄間部分にもアーチ状の装飾が見られる。
 見張台は八角形でレースのような細やかな装飾かみられる。梯子は三段で上二段が桁内設置、下一段が桁外設置となっており、それぞれに踊場が設けられている。
上段の踊り場は桁から小さく張り出したもので、見張台同様に欄干に細かな装飾が施されている。下段の踊り場は梯子の出入り部分がアーチ状に造形されてがあり、その周囲を唐草状の装飾が覆っている。
梯子の出入り口真上には「昭和三十六年 林鉄工所 栃木縣大田原市」の製造銘板が掲示されている。
隣接する消防詰所の壁面には消防・水防信号を併記した信号表がある。

※既に撤去済みです。

(2014年4月訪問)

屋根 8角型
半鐘 なし
見張台 8角型
□型

全景 見張台 屋根 見張台高欄 踊り場(上段) 踊り場(下段) 基部 製造銘板 消防信号表

ストリートビュー


Prev | 目次 | PageTop | Next