火の見櫓図鑑

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北秋田市消防団鷹巣第八分団小森

火の見櫓

 国道105号と、大館能代空港、国道285号の交差する小森交差点の北東側、小森地区の自治会館敷地内に建つ櫓。屋根は円形で、頂部には、先端が四つ叉になった避雷針と、風向計が設けられている。
見張台も屋根に合わせた円形で、半鐘はなく、屋根下の柱部分に台座のように鋼材が組まれ、その上にサイレンが鎮座している。高欄は下枠が等辺山形鋼である以外は全て丸鋼製で、やや華奢な印象。一隅からは先端が円筒状になった竿が方杖で支えられた状態で二つ張り出しており、片方の竿にはホース昇降用の滑車が吊るされている。
脚は三本で、主材、水平材、斜材の全てが等辺山形鋼製。斜材はX字状に組まれ、交点でボルト留めされている。各部の接合はプレートにより、主材はリベット留め、水平材と斜材はボルト留めによって結合されている。
梯子は一段で桁外設置。基部はΛ状に斜材が入れられており、水平、斜め方向に補助材が渡されている。

(2017年8月訪問)

屋根 ○型
半鐘 なし
見張台 ○型
△型

全景 見張台 屋根 見張台高欄 脚部 基部

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