火の見櫓図鑑

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豊川市篠束自警団

火の見櫓

屋根 なし
半鐘 なし
見張台 □型
梯子型

 JR東海 飯田線牛久保駅の北東、篠束町の飯田線沿いにある消防団詰所敷地内に建つ現代的な形状の櫓。屋根はなく、見張台は手摺部と下部外縁が溝形鋼、外縁部垂直材が山形鋼、垂直材が丸鋼製で、中央主材の頂部にはサイレンが、その下部にはホース昇降用の滑車が設置されている。また、手摺部から一本梁が突き出し、半鐘を吊るすことができそうなフックが設けられているが、半鐘は存在しない。
脚は二本でH形鋼を用いており、上部・中部・下部にそれぞれ一本ずつH形鋼の垂直材を設けている。また、中間部には干したホースが風で暴れるのを防ぐためと思われる柵が脚を一周するように設置されている。
梯子は主材のH鋼に直接丸鋼を溶接している。基礎は主材と同型のH鋼をコンクリートに埋設したもので、櫓本体は大型のプレートで固定されている。
なお、すぐ近傍にある飯田線の踏切は、「火の見踏切」と名付けられている。

(2018年10月訪問)

全景 見張台 脚部 基部 火の見踏切

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