火の見櫓図鑑

Home > 火の見櫓図鑑 > 愛知 > 岡崎市 > 米河内の火の見

米河内の火の見

火の見櫓

屋根 □型
半鐘 なし
見張台 □型
□型

県道477号(通称「大沼街道」)沿い、米河内(よなごうち)地区の中心部、岡崎警察署米河内駐在所と名鉄バス米河内停留所の中間辺りの丁字路角に建つ櫓。屋根は反りのついた四角形で、頂部には避雷針と風向計、方位標が設けられている。蕨手などその他の装飾的な要素は見られない。半鐘はなく、屋根下には代わりにサイレンが設置されている。
見張台は四角形で、手摺と外縁部が等辺山形鋼製、垂直材が平鋼製。垂直材の下部は半円形に外側へ向けて張り出している。床版は平鋼を簀の子状に並べた形態。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結した形状。主材は裾の広がりが少なく、全体的に非常にスリムな印象を受ける。各部の接合はプレートを用いており、主材、水平材はリベットで、斜材はプレートに穿孔し、丸鋼を外側から挿入して折り込んでいる。
梯子は二段で、上下段ともに桁内設置。中間には足場のみの簡易な踊り場があり、踊り場部分で梯子の向きが90度回転している。
基部は通りに面した梯子出入口部分の斜材がアー状に造作されており、主材との間に斜上下方向に補剛が入れられている。アーチ天端は水平材とは接しておらず、平鋼を加工した井桁状の装飾を介している。井桁の中心部には「諸機械製作 梅村鐵工所 岡崎市伊賀町」と記された製造銘板が掲げられている。基礎部分では、櫓本体は主脚材に六角ボルトで締結されている。

(2019年8月訪問)

全景 見張台 屋根 見張台高欄 踊り場 基部 銘板周辺部 銘板

ストリートビュー


Prev | 目次 | PageTop | Next
Copyright© 2020-2024 HETIMA.NET All Right Reserved.