火の見櫓図鑑

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岡崎市岩津消防団第九部車庫警備室

火の見櫓

屋根 なし
半鐘 なし
見張台 半円型
△型

新東名高速道路が県道339号(通称「真福寺道」)を跨ぐ地点の西側、県道沿いにある消防団詰所の裏手に建つ櫓。見張台に屋根はなく、鋼管のアーチを十字状に配置した支柱の上に、方位標が設置されている。かつては避雷針と風向計も設置されていたが、現在は欠損している。頂部の支柱交点下に半鐘を吊るすフックが設けられているが、付け根部分にリング状の装飾が施されている。半鐘は現在は設置さていない。
見張台は半円形で、高欄は手摺部が太い鋼管製、垂直材が細い鋼管もしくは丸鋼を用いてる。床版はアンチスリップ鋼板が用いられている。手摺部にはL字型のホース干し用のフックが放射状に全周にわたって配置されている。
脚は三本で、主材、水平材、斜材ともに等辺山形鋼製。各部の接合にはプレートを用いており、全ての材が溶接によって結合されている。
梯子は二段で桁外設置。また、上部の見張台出入口付近には、転落防止柵が設けられている。下段の梯子はフックがついた取り外し式となっている。基部は、本体の構造は他の節と同様で、櫓本体は基礎のベースプレートに溶接で固定されている。

全景 見張台 方位標 見張台高欄 脚部 基部

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