火の見櫓図鑑

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大口町消防団河北分団

火の見櫓

屋根 □型
半鐘 あり
見張台 □型
□型

 県道194号沿いに建つ櫓。集落の東寄り、県道がカーブする場所に立てられており周辺の見通しは良好と思われる。
 屋根は反りのついた四角形で、頂点は切り取ったように平らになっており、かつてはこの上に避雷針や風向計などの屋根飾りが設けられていたのではないかと推察される。四隅には蕨手が設けられている。
見張台は四角形で丸鋼製。四隅にはRがつけられており、床上の爪先があたる部分は外側へ向けて円弧状に細工されている。
梯子は三段で上段の踊り場には張り出しのある足場がある。下段の踊り場は梯子の継ぎかえだけで足場もないが、見張台と共に半鐘が吊るされている。
足部は主材、水平材は等辺山形鋼、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結したタイプ。基部は梯子の出入口にあたる面のみ平鋼を門状に組んでおり、出入り口上部にはアーチ状の補剛が装飾的に用いられている。

全景 見張台 屋根 見張台高欄 踊り場(上段) 踊り場(下段) 基部

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