火の見櫓図鑑

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八王子市消防団第九分団第五部

火の見櫓

 高尾警察署の北側、南浅川の対岸にある長房市民センターに隣接する消防団詰所の裏手に建つ櫓。電信柱と同様のコンクリート柱を主材とし、屋根の無い見張台が設けられている。頂部には水平材が渡され、その上にサイレンが設置されている。半鐘は見張台下部に吊るされている。
見張台は四角形で屋根は無く、ホース干し用の滑車が設置されている。高欄は手摺部、外縁部、垂直材全て等辺山形鋼製で、水平材は設けられていない。
二本の柱の間には水平材とX字状に組まれた斜材が設けられている。斜材の交差部分は隅切りされた四角形のプレートに六角ボルトで締結されている。
梯子は一段で傾斜が緩くつけられており、ほぼ全体にわたりU字型の転落防止柵が設置されている。

(2018年10月訪問)

屋根 なし
半鐘 あり
見張台 □型
柱型

全景 見張台 脚部 半鐘 基部

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