火の見櫓図鑑

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瘡守稲荷神社の火の見

火の見櫓

 東海道の古道である根方街道(県道22号)の鳥谷地区、街道から一本北の市道へ入った微高地にある瘡守稲荷神社の境内に建つ櫓。屋根は反りのついたや高めの四角形で、鼻隠しにあたる部分は内側へ向けて反りがついた特徴的な形状をしている。頂部には先端が三ツ叉になった避雷針が設けられている他には装飾的な要素は見られない。また、半鐘は設けられていない。
 見張台は四角形で、高欄は手摺と垂直材の一部、下部外縁が等辺山形鋼製、垂直材が丸鋼製。手摺部には相対する二面にホース干し用の竿を設けられている他、サイレンも取り付けられている。また、垂直材には三方向へ向けてスピーカーが設置されている。
脚は四本で、主材、水平材は等辺山形鋼製、斜材は丸鋼をリング式のバックルで締結したもの。各部の接合はプレートにより、いずれも溶接で結合されている。
梯子は二段で上段が桁内、下段が桁外設置。中間の踊り場は片側だけバルコニー状に張り出しており、張り出した部分が下段の外付け梯子の出入口となっている。高欄の構成は見張台と同様。半鐘は踊り場に設置されている。
基部は水平材のやや下からコンクリートに埋設されており、斜材などの構成は他の節と変わらない。梯子は最下段の節のやや下で切断されており、水平材にはバラ線も張り巡らされており容易に昇降できないようになっている。「老朽化につき落下物に注意 鳥谷自治会」と記された看板が掲示されており、今後の動向が心配される。

(2020年2月訪問)

屋根 □型
半鐘 あり
見張台 □型
□型

全景 見張台 屋根 見張台高欄 踊り場 脚部 基部

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