火の見櫓図鑑

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川根本町消防団第八分団八-二

火の見櫓

 大井川鐡道本線 地名駅の南西200mほど、県道77号沿いの地名郵便局にの隣接する消防団詰所に建つ櫓。屋根は静岡県特有の四角いむくり屋根で、頂部には避雷針が設けられている。また、半鐘は屋根裏中心部に吊るされている。
見張台は四角形で、高欄は手摺、水平材、垂直材いずれも鋼管製。下部外縁は等辺山形鋼製で、床版は平鋼を簀の子状にならべたもの。
脚は四本で、主材、水平材は等辺山形鋼製、斜材は平鋼をX字状に組んだもの。各部の接合はプレートにより、すべてボルトで締結されている。
梯子は二段で上下段ともに桁内設置。中間の踊り場は足場のみの簡易な構造。
基部は一節のみ斜材が丸鋼をリング状のバックルで締結したものとなっており、梯子の出入り部分にはアーチ状の方杖が入れられている。

(2022年3月訪問)

屋根 □型
半鐘 あり
見張台 □型
□型

全景 見張台 屋根 見張台高欄 踊り場 基部

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