火の見櫓図鑑

Home > 火の見櫓図鑑 > 岡山 > 岡山市 > 下之庄の火の見

Facebook Twitter LINE Pin it

下之庄の火の見

火の見櫓

 JR西日本山陽本線 万富駅の東南東1.2kmほど、弓削地区の東側に建つ櫓。コンクリート柱二本で建造された簡易な櫓で、頂点部分に半鐘が吊るされている。
見張台は四角形で、高欄は手摺と外縁部が等辺山形鋼製、垂直材が丸鋼製。床版は平鋼を簀の子状にならべたもの。
脚は前述の通りコンクリート柱二本で構成され、柱の間に梯子が設けられている。
基礎を見ると、隣接して三本脚の櫓の痕跡があり、基礎のコンクリートに「一九五五」「昭三十年」「正月吉」とあり、かつては1950(昭和30)年製の火の見櫓があったところ、後年現在のものに改築されたものとみられる。

(2023年5月訪問)

屋根 なし
半鐘 あり
見張台 □型
柱型

全景 見張台 脚部 基礎 旧櫓基礎 「一九五五」刻字 「昭三十年」刻字 「正月吉」刻字

ストリートビュー


Prev | 目次 | PageTop | Next