鹿教湯温泉交流センター裏手の路地に沿って建つ櫓。コンクリート製の器具庫の上に載せられた格好になっているので、脚は一般的な末広がりの形状の櫓の上半分だけを使ったように垂直に近い形状になっている。
四角屋根は頂部に大きな三角形の鏃のような形状をした避雷針と屋根飾り、そして四隅には蕨手が配されている。見張台は円形で、手摺は太め、垂直材は細めの丸鋼で造られており、手摺の下部に平鋼の水平材が補強とアクセントを兼ねて渡されている。
脚は四本で主材、水平材は等辺山形鋼製、斜材は平鋼をX字状に組んで交点をリベットで締結している。
梯子は一段で桁内設置。梯子への出入り部分にはアーチ状の斜材が設けられている。
※既に撤去済みです。
（2015年4月訪問）
| 屋根 | □型 |
|---|---|
| 半鐘 | あり |
| 見張台 | ○型 |
| 脚 | □型 |
