市道沿いの公民館の敷地内に建つ櫓。四角屋根に円形見張台の組み合わせ。四角屋根は頂部に大き目のくの字型を組み合わせた屋根飾りを頂き、隅棟にはひょろりと突き出した長めの蕨手が設けられている。半鐘のすぐ横には、信号表が掲示されている。
弧を描かず直線的に上窄まりになる脚。梯子は2段で途中に小さい踊り場がある。踊り場のある節を境にして、上部は斜材が平鋼をX字状に組んで交点をボルト留めしたもの、下側が丸鋼をリング状のバックルで締結したものとなっている。
基部の斜材はアーチ状になっており、中間に補剛材が斜めに入れられている。
※既に撤去済みです。
（2004年6月訪問）
| 屋根 | □型 |
|---|---|
| 半鐘 | あり |
| 見張台 | ○型 |
| 脚 | □型 |
