火の見櫓図鑑

Home > 火の見櫓図鑑 > 長野 > 長和町 > 古町の火の見

Facebook Twitter LINE Pin it

古町の火の見

火の見櫓

 長門古町郵便局の裏手、坂道の途中に建つ櫓。屋根は反りのついた四角形で、頂部には先端が四叉に分岐した避雷針、隅棟には蕨手が設けられている。半鐘は屋根裏中心部に吊るされている。
見張台は円形で、高欄は手摺が鋼管製、水平材が平鋼製、垂直材が丸鋼製、下部外縁が等辺山形鋼製。床版は平鋼を簀の子状に並べている。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材は上五節が平鋼をX字状に組んだもの、下三節が丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。
梯子は三段で、上中下段ともに計内設置。踊り場は上段が片側にバルコニー状に張り出したもの、下段が桁内に足場のみ設けた簡易なものとなっている。

(2022年8月訪問)

屋根 □型
半鐘 あり
見張台 ○型
□型

全景 見張台 屋根 見張台高欄 踊り場(上段) 踊り場(下段) 基部

ストリートビュー


Prev | 目次 | PageTop