国道152号の旧道沿い、入大門地区に建つ櫓。屋根は反りのついた四角形で、頂部には装飾が施された避雷針、隅棟には巻きの多い蕨手が設けられている。
見張台は円形で、高欄は手摺が鋼管、水平材が平鋼、垂直材が丸鋼製で、床版は平鋼を簀の子状に並べたもの。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材は上四節が平鋼をX事情に組んだもの、下三節が丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。
梯子は二段で、上下段ともに桁内設置。中間の踊り場は足場のみの簡易なスタイル。
（2022年8月訪問）
| 屋根 | □型 |
|---|---|
| 半鐘 | あり |
| 見張台 | ○型 |
| 脚 | □型 |
