火の見櫓図鑑

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河南町消防団第四分団第四部中埣班

火の見櫓

屋根 なし
半鐘 なし
見張台 ○型
△型

 三陸自動車道石巻港インターチェンジの北東、県道251号を北上し、県道16号を東へ入って300mほど進んだ所に建つ櫓。屋根はなく半鐘も設置されていない。見張台は円形で、手摺部、垂直材共に平鋼製。手摺部の外周には、平鋼を鋼管製の方杖で支えたホース干し用の竿が設けられている。ホース昇降用の滑車は、主材最上部に渡された竿に二箇所設置されている。
脚は三本で、主材、垂直材は等辺山形鋼製、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。各節の接合はプレートにより、主材はリベット、水平材はボルト、斜材はプレートに穿孔して斜材本体を外から内側へ挿入して折り曲げており、各部材ごとに接合方法が異なっている。
梯子は一段で桁外設置。傍らの器具庫外壁には消防信号表が掲示されている。

(2017年4月訪問)

全景 見張台 見張台高欄 脚部 基部 消防信号表

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