火の見櫓図鑑

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横須賀市消防団第十三分団

火の見櫓

京浜急行電鉄 横須賀中央駅と衣笠十字路方面とを結ぶ県道26号を上町地区から京浜急行電鉄県立大学駅方面へ向かう市道に分け入って100mほど南下した道路沿い、消防団詰所が同居する東佐野町内会館の前に建つ櫓。屋根は小さめで浅い四角形で、頂部には先端が四ツ叉になった避雷針が設けられている。半鐘はなく、屋根裏にはサイレンが置かれている他、屋根の横には八木式UHFアンテナが設置されている。
見張台は円形で、高欄は手摺が太目の鋼管、垂直材が細めの鋼管、水平材が平鋼、下部外縁が等辺山形鋼製。床版は平鋼を簀の子状に並べたもの。高欄には、T字型のバーが二か所に取り付けられ、それぞれにホース昇降用の滑車が吊るされている。また、梯子の出入口部分はコの字型に外側へ張り出している。
脚は四本で、主材、水平材、斜材いずれも等辺山形鋼製。各部の接合は脚に六角ボルトを用いた直接締結。斜材はX字状に組まれており、交点部分も六角ボルトによって締結されている。
梯子は一段で桁外設置。基部も他の節と構造は同様で、基礎部分は地表面からやや嵩上げされたコンクリート内の埋設されている。

(2019年11月訪問)

屋根 □型
半鐘 なし
見張台 〇型
□型

全景 見張台 見張台高欄 脚部 基部 消防信号表

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