火の見櫓図鑑

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飯積消防団

火の見櫓

 県道96号沿い、名神高速道路養老ジャンクションの近傍にある飯積地区の西側に建つ櫓。屋根は反りと照りのついた浅い四角形で、頂点部に矢印型の避雷針と風向計、隅棟には蕨手が設けられている。
見張台は八角形で、欄干は外枠が等辺山形鋼、垂直材が丸鋼、水平材が平鋼製で、特に装飾的要素は見られない。
脚は四本で主材と水平材は等辺山形鋼製、斜材は、中間の踊り場部分より上部は丸鋼をリング状のバックルで締結したもの、下部は等辺山形鋼で交点をプレートを用いてリベット締結しており上下で構造が異なる。
梯子は二段で桁内設置。中間の踊り場は八角形で桁外に張り出している。
基部には「皇太子ご成婚記念 昭和34年4月10日 寄付者 大阪市 大橋 繁 大垣市 秋月鉄工所製作」と記された銘板と、縦長に表札のように「飯積消防団」と記された二枚の銘板が掲示されているが、何れも文字が鋳物やエッチングではなく熔接で直接鉄板に書き込まれおり、あまり見かけないタイプ。

※既に撤去済みです。

(2015年3月訪問)

屋根 □型
半鐘 あり
見張台 8角型
□型

全景 見張台 屋根 見張台高欄 脚部上段 踊り場 脚部下段 基部 銘板 寄贈者銘板 消防団銘板

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