火の見櫓図鑑

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南相馬市消防団原町区団第四分団第三部

火の見櫓

屋根 □型
半鐘 なし
見張台 □型
□型

 国道6号下高平交差点から県道74号を東へ入ってすぐのカーブの先、鮮魚店の裏にある消防団詰所に隣接して建つ櫓。屋根は反りのある四角形で、南相馬市消防団原町区団第四分団第四部火の見櫓同様、屋根の垂木、軒桁、野地は木製だが、こちらの櫓の屋根は横葺きになっている。半鐘は無く、代わりに屋根裏中心部にはサイレンが設置されている。
見張台は隅切りした四角形で、高欄は手摺と下部外縁が等辺山形鋼製、水平材、垂直材は平鋼製で、垂直材の間にはカール状の装飾が施されている。床版は平鋼を簀の子状に並べたもの。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材が丸鋼をリング式のバックルで締結したタイプとなっている。各部の接合にはプレートを用いており、主材、水平材とはリベットで、斜材とはプレートに穿孔し外側から丸鋼を織り込み、裏手で六角ナットで締結している。
梯子は二段で桁内設置。中間に足場のみの簡易な踊り場が設けられている他、見張台直下に片側だけバルコニー状に張り出した足場が設けられており、そこにホース昇降用の器具が用意されている。
基部はアーチ状の斜材が組まれており、主材との間には細かく斜材が渡されている。
櫓の傍らには「鉄骨火の見櫓建設 記念碑」と記された石碑が建立されており、「総工費 金拾四萬八千円也 内 金五萬円市補助」、区長や消防団長・団員の名簿、「竣工 昭和三十一年四月十八日 贈碑 石工 館内俊雄」と記されている。このことから、この櫓の竣工が1956(昭和31)年4月であること、総工費14万8千円のうち、5万円は市からの補助金で賄われていることが明らかとなっており、おそらく工費の不足分は地区により出資されたことが窺える。

全景 見張台 屋根 見張台欄干 踊り場(上段) 踊り場(下段) 基部 鉄骨火の見櫓建設記念碑 鉄骨火の見櫓建設記念碑上部

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