火の見櫓図鑑

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いわき市消防団第二支団第五分団第七班

火の見櫓

 JR東日本常磐線 泉駅から県道240号を東へ1.5km弱進んだ先の県道北側にある消防団詰所の敷地内に建つ櫓。見張台に屋根はなく、半鐘は、ステーとフックは用意されているものの、設置されていない。
見張台は隅切りした四角形で、高欄は手摺、垂直材、下部外縁が等辺山形鋼製、水平材が丸鋼製。床版は鉄板で覆われている。
脚は四本で、主材、水平材、斜材すべてが等辺山形鋼製。各節の接合にはプレートを用いており、いずれも六角ボルトで締結されている。斜材の交点も、同様にプレートと六角ボルトによる締結を採用している。
梯子は二段で上段、下段ともに桁内設置。中間部に桁内半分ほどのスペースの、足場のみの踊り場が設置されている。基部はアーチ状に斜材が設けられており、主材との間には左右二本ずつ補剛がプレート締結で設けられている。アーチの頂点は上部の水平材とは面を接しておらず、プレートを介しての接合となっている。

(2019年8月訪問)

屋根 なし
半鐘 なし
見張台 □型
□型

全景 見張台 脚部 踊り場 基部

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