火の見櫓図鑑

Home > 火の見櫓図鑑 > 秋田 > 鹿角市 > 鹿角市消防団第十六分団第一部2

Facebook Twitter LINE Pin it

鹿角市消防団第十六分団第一部2

火の見櫓

 国道103号を大湯温泉から5kmほど進んだ先、箒畑地区に建つ櫓。屋根は円形で、頂部には避雷針を含め何も設けられていない。
見張台は円形で、高欄は手摺部と底部外縁が等辺山形鋼製で、L字の屈折部が見張台内側に入る向きになっており、丸鋼製の垂直材も外側に露出するように取り付けられている。半鐘は屋根を支える三角形の梁の一辺にプレートを設けてそこに吊り具を介して吊るされており、屋根中心からはややオフセットした配置となっている。
脚は三本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材が丸鋼に枠式ターンバックルを取り付けたもの。各節の接合はプレートにより、主材は溶接で、水平材は六角ボルトでの直接締結、斜材は丸鋼の端部に平鋼に板を溶接し、それを介して六角ボルトで締結されている。
梯子は一段で桁外設置。基部にはA形の斜材が設けられている。

(2017年8月訪問)

屋根 ○型
半鐘 あり
見張台 ○型
△型

全景 見張台 屋根 見張台高欄 脚部 基部

ストリートビュー


Prev | 目次 | PageTop | Next