火の見櫓図鑑

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岡崎市岡崎消防団第五部車庫警備室

火の見櫓

屋根 なし
半鐘 なし
見張台 ○型
△型

JR東海 東海道本線 岡崎駅の南方550mほど、県道483号沿いの御鍬神社に隣接する消防団詰所の敷地内に建つ櫓。屋根は無く、避雷針、方位標が、ねじりを入れられた支柱に支えられている。また、支柱には蕨手状の装飾が施されている。避雷針の直下には半鐘を吊るすフックが設置されているが、半鐘は設けられていない。八木アンテナが取り付けられている。
見張台は円形で、高欄は手摺、外縁部が等辺山形鋼製、垂直材が平鋼にねじりを入れたもの。垂直材の中ほどにホース干し用のL字フックが放射状に設置されている。
脚は三本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材が丸鋼をリング状のバックルで締結した形状。各部の接合はプレートにより、主材はリベットで、水平材は六角ボルトで、斜材はプレートに穿孔し外側から丸鋼を折り込んで、それぞれ締結されている。
梯子は一段で桁外設置。基礎は三角形で地表と同一面となっている。別個に水場が隣接して設置されている。

(2021年9月訪問)

全景 見張台 風向計・方位標 見張台高欄 脚部 基部

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