100円温泉の別名で知られていた海津温泉「海津苑」が、2007年12月にリニューアルしました。個人的には100円温泉時代には訪問の機会に恵まれなかったため、初めての訪問となりました。

かつては100円だった入湯料は改装後500円に改定されました。親しみやすさ、という点ではちょっと敷居が高くなりましたが、老朽化した施設が更新したこと、また浴槽の種類が以前の内湯浴槽一つだけから大幅に増やされたことから値上げもやむなしといったところでしょうか。
入口で100円リターン式の鍵つき下足箱に靴をいれて中へ入ります。ロビー右手の券売機で入浴券を購入し、受付に渡します。
券売機には「癒しの湯」と「ふくしの湯」という二種類のボタンが用意されていますが、「ふくしの湯」は介護が必要な方向けの予約制の浴室になるため、一般客は「癒しの湯」の券を購入することになります(訪問時は「ふくしの湯」のボタンは無効になっていました)。
受付では、下足箱の鍵と引き換えに脱衣所のロッカーキーを渡されます。そのためロッカーは場所を選べず渡されたキーに書かれは番号のものを使用することになります。
脱衣所はロッカーどうしの間隔が少々狭く、間に長いすが置かれていることもあり、かなり手狭な印象です。
洗面台にはドライヤーも備え付けられており、無料で利用する事ができます。
浴室は内湯と露天に分かれており、内湯にはジャグジーや座湯、電気風呂とサウナが用意されています。パンフレットを見るともう一方の浴室では電気風呂の代わりに寝湯が設けられているようなので、時折男女浴室の入れ替えが行われるのかも知れません。
露天には岩風呂、歩行浴、打たせ湯(もう一方はつぼ湯)があり、打たせ湯は白湯でした。
金気臭のする湯は褐色で、塩味と鉄味がします。透明度は60センチ程度といったところで、思ったよりも濁りは薄い印象です。また、内湯よりも露天の方が色が薄く感じられました。加水加温あり、一部循環塩素消毒あり。
湯温は内湯で42度程度、露天はそれより少々温めで、非常に温まりが良く、浴後もなかなか汗が退きません。
休憩設備はマッサージチェアやソファが置かれたすペースと、畳敷きのスペースがあり、いずれにも大きなテレビが設置されています。
2007年12月のオープン時点では、まだ温泉以外の施設は改装中のため、飲食スペース、宿泊施設などはありません。
100円温泉時代は廊下に座り込んで休憩する人がいるほど庶民的な佇まいだったそうですが、現在は一般的な日帰り温泉の佇まいで、特に欠点があるという訳ではないのですが、何故かちょっと残念な感じがしました。
■データ
料金/500円
時間/10:00~21:30
定休日/毎月10日(土日・祝祭日の場合翌日休業)
泉質/ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
サイト/http://www.dolphin-group.co.jp/kaizuspa/
住所/岐阜県海津市海津町福江560-1