JR熱海駅から海へ向けて長い下り坂を下ること約10分、熱海七湯巡りの「風呂の湯・水の湯」史跡のすぐ隣にあるのが、福島屋旅館です。


旅館ですが、駅前の温泉銭湯が午後からの営業であるにも関わらず、午前10時から日帰り入浴が可能です。
玄関の受付で料金を支払い、正面奥の浴室へと進みます。
脱衣所は少し薄暗いですが、木造で非常に味わいのある佇まいです。当然ながらコインロッカーなどの設備はありません。
浴室は大小二つの浴槽がありますが、湯は大きい浴槽にしか張られていません。
湯は少し熱めで無色透明無臭、強い塩味で、かなり成分が濃いのではと感じました。さらりとした浴感で温まりもよく、目立たない旅館ながらお湯の素性の良さが窺えます。


カランは奥手に2つあります。何故かタライが置いてあったのですが、先客の常連さんからカランの出が悪いので湯を予めタライに貯めておいて、そこから桶で汲んで使うと良いと教わりました。
熱海というと大型旅館の印象が強くあまり良いイメージがありませんでしたが、やはり地元に密着した浴場では、温泉の良さを素朴に感じることができるのだと改めて感じました。
■データ
料金/350円
時間/10:00~19:00
定休日/なし
泉質/ナトリウム・カルシウム‐塩化物泉
サイト/なし
住所/静岡県熱海市銀座町14-34