国道41号を飛騨小坂から下島、湯屋、濁河方面へ入った先の下島温泉にある日帰り施設です。建物自体は道路、駐車場より高台にあるので、階段・エレベータで上にあがるようになっています。

入口右手には、飲泉場が設けられています。
湯口からは炭酸泉らしく、ゴボコボと激しい音を立てて不定期に湯が吐き出されています。全く出なくなったり、逆に物凄い勢いで吐き出されたり、と見ているだけでも非常に面白い光景です。


水槽、柄杓など全てが析出物で厚くコーティングされてしまっています。排水溝はもちろんのこと、こぼれた湯が前の車道にまで流れたのかアスファルトまで茶色く染まっています。
掬って飲んでみると、強い炭酸味と鉄味が感じられ、慣れていないと決して飲みやすい味ではありません。良薬は口に苦しといったところでしょうか。
入口から上の階に上がると、左手前が食堂、正面が受付になります。
鍵つきの下足ロッカーに靴をしまい、入浴券を購入してカウンターに渡します。引き換えに6枚で一回入浴ではるサービス券がもらえます。
受付奥が浴室です。男女は一週間ごとに入れ替えられているとのこと。今回は右手が男性浴室になっていました。
浴室は内湯が大浴槽と源泉風呂、泡風呂、薬草風呂、サウナ、それに露天風呂が一つという構成。このうち大浴槽と源泉風呂、露天風呂が源泉掛け流しで、泡風呂と薬草風呂は白湯になります。
なかでも源泉浴槽は2~3人程度で埋まる小さな浴槽に、低温の源泉が非加熱で掛け流されています。湯口では僅かな硫黄臭が感じられました。味の方は飲泉場同様炭酸味+鉄味。
大浴槽の方は加熱されています。泉質からしてすぐに析出物が堆積しそな感じですが、浴槽は非常によく手入れをされており、浴槽内にはあまりゴツゴツした析出物の固着などは見られません。
露天風呂は以前は白湯だったようですが、現在は大浴槽同様加熱源泉が掛け流されています。浴槽の底は手前側が浅く、半身浴や寝湯のような体勢を取ることができ快適でした。奧側は普通の深さがあり、座った状態で肩までしっかり浸かることができます。
休憩所は浴室の手前左右に畳のスペースが用意されています。どちらもあまり広くはなく、また一部はマッサージ等のスペースにとられていますので、長い間の休憩には不向きな印象です。
全体的には、日帰り温泉施設としては湯の使い方もよく好印象でした。
■データ
料金/平日600円、土日祝700円
時間/10:00~21:00
定休日/水曜日
泉質/ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
サイト/http://www3.ocn.ne.jp/~himesyag/
住所/岐阜県下呂市小坂町落合1656