日本有数の硫化水素含有量を誇る月岡温泉の、旅館街から一区画外れたところにある日帰り温泉施設です。


外見は極めて素っ気無く、ぼんやりしていると通り過ぎてしまいそうです。建物の横には広い駐車場が用意されています。
券売機で入浴券を購入して受付に渡すと、引き換えに貴重品ロッカーの鍵を渡されます。ただし、下足箱には鍵はありません。貴重品ロッカーを入浴者ごとに一つ割り当てているため、脱衣所には棚と脱衣籠だけが置かれています。
浴室は内湯が一つのみ。扉を開けて浴室に入ると、その瞬間に硫化水素臭とアブラ臭の混ざった強い香りが漂ってきます。
循環と掛け流しを併用しているようで、浴槽から右手奥の湯口から流された湯は左手奥から流れ出ています。


湯は美しい緑色透明。口に含むと塩味と玉子味、アブラ味の混ざった味がします。美人の湯というだけあって肌触りはぬるぬるとしたなめらかなもので、元々石油掘削の折に湧出した温泉であることからか、よく見ていると所々に虹色の油膜が浮いているのも見られました。
カランは浴室両側に多数設けられていますが、いずれも硫化水素の影響で真っ黒に変色しています。
奥には別棟で休憩所が設けられており、二時間までは無料で利用できます。
濃厚な硫化水素泉を気軽に味わうには、ちょうど良い施設だと思います。
■データ
料金/500円
時間/10:00~21:00(11月~3月は20:00まで)
定休日/火曜日
泉質/含硫黄-ナトリウム-塩化物泉
サイト/なし
住所/新潟県新発田市月岡403-8