諏訪大社下社春宮の裏手、七年に一度の奇祭御柱祭の際に木落し坂を落とした御柱を建御柱までの間休めておく注連掛(しめかけ)広場の近隣にある温泉旅館。
国道142号線からも高台にある旅館を眺めることができます。
基本的にはホテルなので宿泊メインですが、宿泊しなくても日帰り利用が可能です。


毒沢とは穏やかではない名前ですが、武田信玄が発見したのち、素晴らしい効能を持つ湯を隠すため「毒」と証したという説をはじめ由来には諸説あるようです。数々の説のいずれにも武田信玄が関係しているというのが面白いところ。
鉱泉なので湧出温度は低く、浴槽は加温してあります。また、温泉資源を有効利用するため循環もされているようなので、浴槽に注ぐ湯を飲泉することはできません。
そのかわり、飲泉用に別に源泉が引かれているので、そちらから飲泉が可能です。
源泉は無色透明ですが、加温すると鮮やかなオレンジ色になります。そのため加温されている浴槽はオレンジ色の湯で満ちており、タオルも湯につけると染まってしまいます。
味の方はレモンのような酸味と鉄味、苦味が混在する複雑なもので、私は酸味を強く感じ比較的すんなり飲むことができましたが、人によっては苦味が強く感じられ若干抵抗を感じるようです。

浴室は男性用は沸かし湯の浴槽が一つと飲泉用源泉、女性用は沸かし湯浴槽、源泉槽と入浴剤の入った浴槽の三槽。他に男女共サウナが併設されています。
私は宿泊で利用しましたが、その際は泊まった晩と翌朝で男女の浴室が入れ替えられたため、両方の浴槽を楽しむことが出来ました。
但し、女性浴室にのみある源泉槽は、訪問時期が冬場だったため冷たくて入浴することはできませんでした。
いずれにしても少し変わった温泉なので、宮乃湯に限らず毒沢鉱泉には一度入泉することをお薦めします。
■データ
料金/750円(宿泊は9,125円~)
時間/10:00~20:00
定休日/なし
泉質/含鉄(II)アルミニウム・硫酸塩冷鉱泉
サイト/http://www2.ocn.ne.jp/~miyanoyu/
住所/長野県諏訪郡下諏訪町星ヶ丘5-1877